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Encoding:
Text File  |  1996-11-06  |  6.0 KB  |  157 lines  |  [TEXT/JEDT]

  1.        ******************************************************
  2.  
  3.                 フォント加工ツール
  4.               FontShop ver1.1.0
  5.  
  6.              1995-1996(C)Nihondo
  7.  
  8.        ******************************************************
  9.  
  10.  
  11.  
  12. ■はじめに■
  13.  このソフトはTrueTypeフォントを加工して、変換結果をクリップボードまたはファイルに保存します。変換は一般的なワープロで使えるテキストスタイルの指定の他、縦方向の倍率・横方向の倍率などを指定することができるので、MS-DOSやワープロ専用機で用いられているような半角・倍角の文字を作成することができます。ドローオブジェクトを扱えるソフトで利用すれば、印刷時もTrueTypeのクオリティで印刷できます。
  14.  
  15.  
  16. ■使用方法■
  17.  起動すると、加工を行うためのウィンドウが開きます。
  18.  
  19. プレビュー領域
  20.  ウィンドウの一番上の大きなフレームが、プレビュー領域です。
  21.  このフレームをクリックすると、加工結果のプレビューが表示されます。
  22.  
  23. 文字入力ボックス
  24.  プレビュー領域のすぐ下にあるボックスは、文字入力ボックスです。
  25.  ここに入力した文字列を描画します。
  26.  
  27. 字体メニュー
  28.  ここで描画フォントを決めます。
  29.  
  30. サイズ
  31.  この中に文字のサイズを入力します。
  32.  ポップアップメニューからすばやく選択することもできます。
  33.  
  34. 文字詰
  35.  日本語フォントにのみ有効です。文字列全体の幅を指定したポイントだけ増減させます。
  36.  
  37. 文字色
  38.  文字色を選択します。クリックするとカラーピッカーが開きます。
  39.  ポップアップメニューからすばやく選択することもできます。
  40.  
  41. 背景使用選択
  42.  文字列の後ろに背景を使用するかどうか決めます。
  43.  背景を使用しない場合は、文字列の後ろが透けて見えるオブジェクトができます。
  44.  
  45. 背景色
  46.  背景の色を選択します。クリックするとカラーピッカーが開きます。
  47.  ポップアップメニューからすばやく選択することもできます。
  48.  
  49. 陰影使用選択
  50.  文字列に影をつけるかどうか決めます。影には二つのパターンがあります。
  51.  
  52. 陰影色
  53.  影の色を選択します。クリックするとカラーピッカーが開きます。
  54.  ポップアップメニューからすばやく選択することもできます。
  55.  
  56. “陰影を落とす”の選択
  57.  これが選択されていると、普通の影文字ではなく、ドロップシャドウで描画します。
  58.  
  59. 倍率
  60.  水平方向・垂直方向の拡大(縮小)率を入力します。
  61.  これをうまく使って半角や倍角の文字を作ってみて下さい。
  62.  
  63. 陰影オフセット
  64.  影をつける場合の、影の深さを決めます。
  65.  マイナスの値を設定することができますので、影の方向も自由に決められます。
  66.  
  67. スタイル
  68.  文字のスタイルを決めます。Macintoshで一般的なスタイル設定です。
  69.  ただし日本語フォントを使用しているときは、下線を選択しても結果が得られません。
  70.  
  71. 自動プレビュー
  72.  これが選択されていると、設定を変更すると同時にプレビューが描かれます。
  73.  ただしテキスト入力による変更は、プレビューしません。
  74.  
  75. プレビューボタン
  76.  ここをクリックすることによっても、プレビュー画像を得ることができます。
  77.  
  78.  
  79.  
  80. ■メニューについて■    
  81. アップルメニュー
  82.     FontShopについて…            FontShopについての情報を見ます。
  83.  
  84.  
  85. ファイルメニュー
  86.     開く(cmd O)                    FontShop形式の書類を開くことができます。
  87.  
  88.     保存(cmd S)                    現在の設定で保存します。作られるファイルタイプは
  89.                                 PICTですので、他のアプリケーションでも簡単に利用
  90.                                 できます。現在の設定も同時にファイルに保存します。
  91.  
  92.     別名で保存                    保存する書類名を変更して保存します。
  93.  
  94.     クリップボードに保存(cmd W)    PICT画像をクリップボードに書き出します。
  95.  
  96.     終了(cmd Q)                    アプリケーションを終了します。
  97.  
  98.  
  99. 編集メニュー
  100.     プレビュー(cmd P)            プレビュー画像をプレビュー領域に表示します。
  101.  
  102.     カット・コピー・ペースト・クリア
  103.                                 それぞれ文字列操作を行います。
  104.  
  105.     全てを選択(cmd A)            描画文字列全体を選択状態にします。
  106.  
  107.  
  108.  
  109. ■得られる画像について■
  110.  変換結果はドローPICT形式の画像として保存されますので、ほとんどのMacintoshアプリケーションで使うことができます。例えば、クラリスワークスで使う場合を例に取ってみましょう。
  111.  普通にクラリスワークスの書類を開いて画像をはりつけます。このときクラリスワークスのツールバーの状態に注意して下さい。もし、テキスト編集のボタンが選択されていれば、ワープロの文書中に貼り付けられますが、カーソルのボタンが選択されていれば、独立したグラフィックとして自由に移動可能なオブジェクトが作成されます。
  112.  マウスを使ってサイズを自由に変えられますが、このときに文字の形も一緒に変わりますので、非常に便利です。
  113.  ドローオブジェクトを扱えるソフトであれば、印刷時もTrueTypeのクオリティのままで印刷できます。ただしビットマップフォントを使用した場合は、やはりガタガタになってしまいます。
  114.  
  115.  
  116.  
  117. ■注意■
  118.  このバージョンから、FontShopのアイコンが変わりました。前のバージョンを使って下さっている方は、アイコンが更新されない場合「デスクトップの再構築」を行って下さい。
  119.  また、このバージョンから、初期設定フォルダに「FontShop.PREF」というファイルを作成します。このファイルは、直前に作成したFontShopデータを覚えています。FontShopは、起動時のデフォルトとしてそれを使います。
  120.  
  121.  
  122.  
  123. ■開発環境■
  124. ハードウェア:Macintosh LC520/20MB/内部HD160MB・外部HD1GB
  125. OS    :漢字Talk 7.5.3
  126. 言語    :C言語(CodeWarrior10)
  127. 使用ソフト :ResEdit 2.1.3/Adobe PhotoShop 3.0J/
  128.        ペイント・イット!1.0/Text Wizard 1.0J
  129.  
  130.  
  131.  
  132. ■動作確認機種■
  133. Macintosh LC520/漢字Talk 7.5.3/20MB
  134. Macintosh Centris660AV/漢字Talk 7.5.1/20MB
  135. Macintosh IIfx/漢字Talk 7.1/8MB
  136.  
  137.  
  138.  
  139. ■著作権および使用約款
  140.  このアプリケーションはフリーウェアです。全てのドキュメントおよび実行ファイルの著作権は作者に帰属します。ただし作者は理由の如何を問わず、このアプリケーションに関して保証を行ないません。また間接・直接にかかわらずこのソフトによって生じた損害に関して責任を負うものではありません。
  141.  作者  :Nihondo(二本柳 光)
  142.  Eメール:QVA00172(NIFTY-Serve)(こちらを推奨します)
  143.       QVA00172@niftyserve.or.jp(NIFTYの外からはコレ)
  144.       g95335@edu.otaru-uc.ac.jp(インターネット・あまり見に行きません)
  145.  〒メール:〒063 札幌市西区発寒1条2丁目4−5 二本柳 光
  146.  
  147.  
  148.  
  149. ■配布条件■
  150.  基本的に配布・転載は自由ですが、営利目的での配布は禁じます。ただしフリー・シェアウェアを集めたCD-ROMは、これに当たらないものとします。金銭の授受は配布に伴う実費のみこれを認めます。また、作者に事後連絡をして下さい(配布状況把握のため)。
  151.  配布・転載時に内容に手を加えることは堅く禁止します。ただし圧縮を解いた状態でCD-ROM等に掲載することは、これに当たらないものとします。
  152.  
  153.  
  154.  
  155. ■変更履歴■
  156. バージョン1.0.0:初公開バージョン。アプリケーションの形式をとっていなかった…。
  157. バージョン1.1.0:本バージョン。変更点はほぼ全機能…。前のは忘れてね(泣)。